社会的「ひきこもり」と「ニート」

2011-03-04

希望格差社会と時を同じくして出現したのが、いわゆる社会的「ひきこもり」と「ニート」だ。「ひきこもり」とは、社会参加をしない状態(就学・就労していないか、家族以外に親密な対人関係がない状態)が半年以上持続しており、精神障害がその第一の原因とは考えにくいものを指す。平成十四年度厚生労働省の調査によると、ひきこもりを四一万世帯と推計している。ひきこもりになると、自室に閉じこもり、昼夜逆転した生活を続けたり、親とも家族とも顔を合わせない生活を送る。一方、ニートとは、学校にも通わず、仕事もしておらず、職業訓練も受けていない若者のことを指す。彼らの多くは、自室にひきこもりはしないが、“自分探し”という名目で働かず、親がかりでいつまでも夢を追いつづけている。

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