親の期待する像

2011-03-22

『怠けていたら上の学校に進学できない』という無言の圧力から、ようやく解放されたかなって感じ。つねに頭の上には重石のように受験がのしかかっていました。何をしても心から楽しめないというのか……。高校のときに、友だちとバンド組んだんだけれど、ちょっと夢中になっちゃうと、先生と親から『いい加減にしなさい』とか言われて、ムカついて親とケンカしたことがあります。親は、バンドを組んで楽しむのはいいけれど、毎日夜まで練習するほど夢中になる必要はない、学生の本分たる勉強をちゃんとしてから余暇にバンドのことをしなさいって言うの。私に言わせれば、親が満足するだけ勉強していたら、あまった時間なんて一分もなくなる。バンドやる以上はうまくなりたいしおもしろいし、いいじゃないって。私は親とあんましケンカなんかしないんだけれど、そのときは結構言いたいこと言って、お互いに感情的になりました。でも……結局、なんか白けてバンドやめちゃったんですよ」Mさんは自分のことを「まじめでおかたい」と苦笑しながら認める。長女だということもあり、親の期待する像からあまりはずれたことはしたくないし、できない。

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