返済方法の違いで当初の負担に差が出る

2010-11-18

「元金均等返済」を全面的に導入しているのは公的ローンで、民間ローンのほうはまだ一部の金融機関が導入している程度。これは元金均等では返済開始当初の負担が重くなりすぎて不利に見えてしまうからかもしれません。いわば単純に残高利息を上乗せする方式であるために、当初の返済額が大きくなってしまいます。その代わり、元金の減り方が早いので途中からは元利均等返済よりも返済額が少なくなるのですが、どうしても最初の負担が重いのは弱点といえるでしょう。これに対して「元利均等返済」のほうは、当初の返済負担が少なくて済むのが利点ですが、元金の減り方が遅いのでト―タルで見れば元金均等よりも利息の額が増えてしまうのが弱点です。整理すれば、元金均等は最初の返済額が大きいけれど、次第に小さくなって最終的に利息が少なくて済む返済方式。元利均等返済は当初の毎月の負担が少なく、ずっと同額なので分かりやすいものの、最終的に元金均等よりも返済額が大きくなってしまう方式ということになります。結局、元金均等を選ぶのは「早く、有利に返したい」人、元利均等を選ぶのは「楽な計画で、最初負担を軽くしたい」人、ということになるでしょう。