ストッキング市場に起きる「異変」

2010-12-21

ストッキング市場に異変が起きている。グンゼやアツギなど国内メーカーが主力にしていた500円以下の低価格品に飽き足らない消費者が増え、高額品のマーケットが伸びているのだ。高級ストッキングの担い手の1つが、オーストリアからやってきたウォルフォードだ。ウォルフォードは、97年に日本法人・ウォルフォード・ジャパンを設立。日本市場開拓に乗り出し、着々と成果を上げている。ウォルフォード・ジャパンの店舗は、百貨店のインショップが中心だ。高級感あふれるウォルフォードのショップは、主要都市の地域一番店に当たる百貨店には、ほぼ展開されている。ウォルフォードのストッキングは5000円、ボディスーツは2万円が中心価格だ。しかし、女性の脚を美しく見せるために手作業で作り上げ、「ストッキングのオートクチュール」の名に恥じない仕上がりのウォルフォードの商品は、従来のストッキングでは満足できなかった、こだわりの強い眠っていた層を開拓した。同社は、ウォルフォードブランドのセカンドラインとして「ウォルフォード・レッドレーペル」を2002年から投入する。価格はストッキングが1足2200円。ウォルフォードブランドに憧れながらも手を出せなかった層の開拓を狙う新ラインだ。