乳房は一生の間にドラマチックに変化していく

2010-11-02

思春期になると、女性は卵巣が成熟します。その結果エストロゲンが多量に分泌され、このホルモンの働きにより、乳汁をつくる乳腺乳房が発育し、その乳腺の外を厚い脂肪層がおおうようになります。女性器の発育も促され、女性のしるしである生理が始まります。そして、成熟期(16歳〜30代後半)。乳房が発育を止めるのは18歳頃で、肉体的に完全に大人になる時期だといわれています。女性は受精、妊娠出産ができるようになり、乳房は成熟し、乳頭は大きくなって赤ちゃんに授乳するためのしくみも整います。最後に、個人差はありますが、この時期に女性は閉経を迎えます。いわゆる更年期です。それに伴って乳房も授乳という役目を終了するため、張りやつやを失い、しぼんで垂れ下がってきます。女性ホルモンの分泌が少なくなるため、乳腺が退化して乳房についていた皮下脂肪が落ちてくるのです。乳房を見て自分の体の衰えと老いを感じるのもこの頃です。このように乳房は出産と授乳をその主な役割にすえながら、一生の間にドラマチックに変化していくのです。