南大阪、地ド鉄四ツ橋線北加賀屋駅すぐ、南港通りと新なにわ筋が交差する北加賀屋交差点に10年間も、家電を中心とした総合リサイクルショップとして親しまれているオオタ商会の隣に某リサイクルショップが開店したのは、平成10年5月。Oさん(53歳)と奥さんが経営するブランドリサイクル専門ブティックである。幹線道路沿い、全面ガラス張りの店内を信号待ちする乗用車や営業駆の男性が必ず見ている。「看板代わりやね。車を止めて、中を見に来る30代の男性が多い。そして、その人は必ず彼女連れで来る。あるいは、店を教えてくれたと、奥さんが来る。去年のクリスマスイブなんかは、ひっきりなしに車が前に止まって、カップルやら若い男女でごった返していたね」とOさん。普段でも来店客の40%が男性。日曜日ともなると、一日で100人もの来店数がカウントされる時もある。元々が服飾メーカーの営業マン。31歳の時に独立、オオタ商会を開店した。5年くらい前より、店内でルイーヴィトンのリサイクル商品を販売していた。「家電の買取りに行くと、これも買って欲しいといわれてブランド品も買うようになった。店に置くと、これがよく売れる」。それじゃあ専門のリサイクルブティックをしようか、ということになる。Oさんの奥さんは、元服飾デザイナー、お洒落な商品を置く店をやりたがっていた。ちょうど隣の店舗が空いたので、思い切ったそうである。備品は、きれいな中古品を探しに探して安く手に入れた。「店舗保証金、内装費、備品で1千万円くらい」だったそうだ。仕入れは、これまでに集めた商品も多数あった、買取りの大きな話がポンポンと入ってくる。インポートショップを閉店したから、在庫を買って欲しいという話が立て続けに来た。家電だけではなく、贈答品なんかの買取りもしていた関係で、そういう話が来る。「不人気商品も結俳混じっていたが、仕入れ価格が安かったし、まとめていくらという条件だったんですわ。MCMやらハンティングワールド、プリマクラッセなんかがたくさんあっけれど、安く仕入れたんで安く売る。それが目玉商品になったわけです」。すべてが順調に滑り出したのだ。