引き戸の場合の手がけ

2011-12-30

引き戸の場合の手がけは、通常は舟底引き手と呼ばれる金物などを建具に掘りこんで取りつけますが、指の先が引っかかる程度の小さなものなので、指先の機能が衰えた人には使いづらいと思います。ですから、もっと大型のものにするとか棒を取りつけて握りやすくするという工夫が要ります。覗いて向こうが見えてもよい場所なら、手が入るほどの穴をあけておく方法もあります。それから、もう一つ注意するべきことは、軽く動かせる引き置戸にすることです。

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建具が反ったりして動きにくい、などというのは論外ですが、普通に敷居に溝を掘っただけの引き戸には、滑りの悪いことがよくあります。敷居の溝に戸すべりという樹脂系の材料を入れて、滑りをよくする方法が一般的ですが、敷居の溝も車椅子での通行の際がたつくので、溝もなくして滑りのよい引き戸にする方法があります。それは、フラッターレールと呼ばれる細い金物のレールを床に埋め、建具の底に小さな車を取りつけて、建具がレールの上を滑るようにするだけのことですが、これで指一本で楽々と引ける引き戸になります。