中学受験が家庭内暴力や登校拒否と深く関わるケースは、何と言っても先の「燃えつき症候群」を引き起こした場合である。無理に無理を重ねて、どうにか難関の有名私立進学校に合格する。しかし、子どもはもうこれ以上の勉強はたくさんだという気持ちになっている。第一、勉強する気がまったく起こらない。ボーっとして学校生活を送るうち、いつの間にか学校の成績が低迷するようになる。親も本人も焦って塾や家庭教師に頼って何とかしようとするが、頭は空回りするばかり。周囲の激励も逆効果で、本人の焦りと苦悩はむしろ深まるばかりとなる。そうこうするうちに、勉強もまったく手につかなくなり、学校へ通うことが苦痛になってくる。授業では指名されるのを恐れていつも下を向いてばかりいる。朝も起きられず、ひどい頭痛や発熱に悩まされ、どうにか学校に行ったところで授業を聞くどころではない。そうこうするうちに学校に行けなくなる。
【参考記事】
http://www.adrunnernetwork.net/others/jmsywo12865.html