「パークコート杉並宮前」(売り主:三井不動産、設計:早川邦彦建築研究室・三井建設、施工:三井建設)では、床置き式エアコンの上にカウンターを付けることで、エアコンのもつ独特の冷たい存在感を和らげていた。洋室でも大いに気になるのに、和室にエアコンをむき出しで設置するなど、センスのかけらも感じられない。「イトーピア自由が丘イデア」(売り主:伊藤忠商事、設計:アーキサイトメビウス、施工:竹中工務店)や「ガーデンハイツ調布・柴崎」(売り主:菱進不動産、設計:アオヤマプランニング、施工:大林組)ではきちんと処理されていたように、押し入れのうえに天袋に似せて室内機を埋め込むなどして、和室においてこそ、その姿がモロに見えないような工夫をほどこしてほしいものだ。