東京のある国立大学(旧二期校で、男子学生か圧倒的に多い)のサークルが近くの名門女子大学に合コンを申し込んだところ、ランクが違うからとすげなく断られた、という話もある。かくして、人見知り親和型文化の特性である「同質化傾向」は、親の過保護と相まって近年ますます進行しつつある。これは、経済的背景でも知的水準でも「似た者同士」のカップルがますます増えることを意味する。経済的に豊かで知的水準も高い層は、自分たちの子どもにも同じようにさせようとするから、階層分化はますます進み、固定化されるようになる。いずれは、日本もイギリス型に近づくかもしれない。今日、中学生です、高校生です、などといっても、それは形式上同じということだけで、通っている学校により、受けている教育サービスはまったく異なったものとなってしまった。言ってみれば、塾や家庭教師の費用や私立校の月謝は、今や、良い教育サービスを受けるための「特別税」のようなものである。
[参考サイト]
予備校館 - 個別指導スタイルの大学受験対策