いまでは、売上はピーク時の約80%に減少し、経常利益に至っては7割減という落ち込みぶりだ。かつて郊外型紳士服チェーンのスーツの売れ筋価格は3万円だったが、いまでは2万円台。低価格を武器に事業を拡大してきた紳士服専門店チェーンは、より安い海外生産品の氾濫に悲鳴をあげ、進展に苦しめられているのだ。苦境を脱しようと、青山商事がいま進めているのが、ツープライススーツの専門店「ザ・スーツカンパニー」だ。オンリーが先行して始めたこの業態に青山商事もすかさず追随し、オンリー同様、スーツの価格を1万9000円と2万8000円の2つに絞り込んで販売している。